【お酒】2293.熊野三山 吟醸酒 300ml

製造者 和歌山県新宮市船町三丁目一ノ三 尾﨑酒造株式会社 清酒 吟醸酒 内容量 300ml アルコール分 16度 米(国産)、米こうじ(国産米)・醸造アルコール 原料米 山田錦100%使用 精米歩合 60% (以上、ラベルより転記) 昨日に引き続き、今日も尾﨑酒造さんのお酒をいただきます。 昨日までに以下の物をいただいております。 【お酒】1235.純米吟醸 鯨えびす カップ 【お酒】2271.太平洋 生貯蔵酒 300ml 【お酒】2275.くまの那智の滝 180ml 【お酒】2283.熊野川 本醸造 300ml 【お酒】2292.潮岬 吟醸酒 300ml 今日いただくこの“熊野三山”ですが、昨日いただいた“潮岬”と同じくアル添吟醸酒。 品質表示もまったく同一でした。 お酒の能書きが瓶に書かれておりました。 “きれのある芳醇辛口な味わい”だってさ。 なお、箱には熊野三山の説明書きがありましたが、 老眼のオイラには読みにくいこと読みにくいこと! それではいただきましょう。 吟醸酒ですから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度。 香りありますね。 盃に注ぐと、フルーティーな香りをかすかに感じます。 含むとそれがふんわりと穏やかに口の中で広がって、鼻へ抜けて行きます。 うまみはやや濃いめ。 米のうまみにどっしり感があ…

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【お酒】2292.潮岬 吟醸酒 300ml

製造者 尾﨑酒造株式会社 和歌山県新宮市船町三丁目二-三 清酒 吟醸酒 精米歩合60% アルコール分16度 内容量300ml 原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール 山田錦100%使用 (以上、ラベルより転記) 尾﨑酒造さんは、本州最南端の蔵元さん。 そのお酒は、かつて以下の物をいただいております。 【お酒】1235.純米吟醸 鯨えびす カップ 【お酒】2271.太平洋 生貯蔵酒 300ml 【お酒】2275.くまの那智の滝 180ml 【お酒】2283.熊野川 本醸造 300ml 今日いただくこの“潮岬”は、 アル添吟醸酒。 酒米の王様“山田錦”を100%使用しているんだってさ(でも産地は不明)。 話のネタがないので、いただきます。 吟醸酒ですから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、ごくかすか。 上立ち香なし。 うまみはやあ濃いめ。 米のうまみに厚みをしっかりと感じます。 山田錦でありがちな透明感はかなり弱め。 酒臭さはなく、熟成感もなし。 苦みがあって、強くはないもののの、重さを少し感じます。 キレはまあまあかな。 酸味はややはっきり。 すっぱさは少し強めで鋭さ少し。 ちょいスーですが、ピリはなし。 甘みはややひかえめ。 ゼロではないものの、かなり弱め。 やや濃醇でちょい重ちょいすっぱちょいスー旨…

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【お酒】2291.頼母鶴 TANOMOCUP

株式会社小野酒造店 長野県上伊那郡辰野町小野992-1 清酒 アルコール分15度 原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール・糖類 180ml詰 (以上、フタより転記) 小野酒造店さんのお酒は、これまでに【お酒】2287.夜明け前 生貯蔵酒 300mlをいただいております。 今日いただくこのカップ酒。 ラベルには、ゲンジホタルの絵が描かれているようでした。 手印と品質表示とは、フタに記載がございました。 残念ながら、糖類添加の三増酒でした。 しかし、酸味料は添加されていないもよう。 それではいただきましょう。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、少し着いていることがわかりました。 カップに鼻を近づけると、酒臭い(ほめ言葉:以下同じ)香りとアルコール香とをそれぞれごくかすかに感じます。 うまみはちょい濃いめ寄りのやや淡めでしょう。 米のうまみが先にフワッと来て、酒臭さがそれに続きます。 渋みがあって、軽めではあるものの鋭さを感じます。 キレはよいと思います。 酸味はひかえめ。 すっぱさはほとんどわかりません。 ちょいスーですが、ピリはなし。 甘みははっきり。 幅があって、舌の上でしっかりと感じます。 でもべとついた感じはいたしません。 ちょい濃醇寄りのやや淡麗で、ちょい渋ちょいスー旨甘口のおいしいお酒でした。 …

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【お酒】2290.菊秀 純米酒 180ml

製造者 信州佐久蔵元 橘倉酒造株式会社 長野県佐久市臼田六五三-二 清酒 内容量180ml アルコール分15度 原材料名 米(国産)、米麹(国産米) 仕込水 八ヶ岳山系千曲川伏流水 原材料/長野県産米 100% 精米歩合/60% 醸造地/長野県佐久市 採水地/長野県佐久市 (以上、ラベルより転記) 長野県酒類販売(株)さんが企画した楽國信州シリーズ。 長野県へ行った際には、少しずつ入手させていただいております。 今日はその中から、橘倉酒造さんの“菊秀”をいただきます。 純米酒と表示されておりました。 橘倉酒造さんのお酒は、これまでに以下の物をいただいております。 【お酒】319.菊秀 蔵出し本醸造 樽酒 カップ 【お酒】595.橘倉酒造 樽酒 カップ 【お酒】821.菊秀(きくひで) 純米酒 180ml 【お酒】2282.本醸造 樽酒 カップ(菊秀?) 品質表示は、2か所に分かれておりました。 精米歩合60%なのに、“特別純米酒”なんてどうてもよくて訳の分からない特定名称を安易に名乗らないところに奥ゆかしさを感じるのは、オイラだけ? (だな!) それではいただきましょう。 純米酒ですから、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、濃い茶色でした。 香りあります。 枯れた香りをフワリと感じます。 うまみは濃いめ。 かなり枯れていて、熟成感満載です。 …

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【お酒】2289.みやまさくら カップ

製造者:株式会社古屋酒造店 長野県佐久市塚原411 品目;日本酒 アルコール分:15度 原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール 内容量:180ml (以上、ラベルより転記) 古屋酒造店さんの手印は、“深山桜(みやまさくら)”。 このことについて、文献に以下の記述がございました。 「『深山桜』は実在する山桜の品種名であり、皇女和宮(孝明天皇の妹。一度有栖川宮熾仁親王と婚約するが、江戸幕府の介入で破棄され、14代将軍徳川家茂に降嫁。:ブログ筆者追記)の行列が中山道を往った頃、弁財天の森を後ろに抱いて詠んだ「青葉まじりに みずみずしく咲く 深山桜」という句にちなんで名付けられた。」(※1) でもね、別の文献には、「「青葉まじりに みずみずしく咲く 深山桜」という明治天皇の歌から名付けられたものという。」(※2)とありました。 そのせいか、ネット上での紹介も、ほぼ二分されているような状態でしたよ。 どちらが正しいのかは、私にはわかりません。 だってこんな句(歌)、知らんもん。 いずれにせよ、ラベルに描かれていた深山桜はたしかに、青葉まじりにみずみずしくございました。 品質表示はこちら。 普通酒でした。 話のネタが切れたところで、いただいてみたいと思います。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色はやや茶色がかっていて、透き通っておりました。 香りはなし。 …

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【お酒】2288.あさ開 純米原酒 秋あがり うまkoi 300ml

製造者 株式会社あさ開 岩手県盛岡市大慈寺町10番34号 品目 日本酒 内容量 300ml 精米歩合 65% アルコール分 17度 原材料名 米(国産)、米麹(国産米) (以上、ラベルより転記) “あさびらき  こぎ出て来れば 武庫の浦の   汐干の潟に 田鶴が声すも”    (万葉集 巻十五より) の、あさ開。 あさ開さんのお酒は、これまでに以下の物をいただいております。 【お酒】80.あさ開 アルミカップ アサビラキ(2回目はこちら) 【お酒】293.あさ開 本醸造生貯蔵酒 生缶(2回目はこちら) 【お酒】409.あさ開 サケカップ(紙カップ) 【お酒】412.あさ開 純米辛口 男の純米DRY 【お酒】565.あさ開 本醸造 昭和旭蔵 300ml 【お酒】731.あさ開 南部流寒造り 純米吟醸 180ml 【お酒】1804.あさ開 純米酒 Proto type M 300ml 【お酒】1806.あさ開 本醸造 岩手グリーン〈手〉 【お酒】1808.あさ開 本醸造 岩手ブルー〈岩〉 【お酒】2228.あさ開 純米吟醸 300ml そのほかに、【お酒】2224.関山 本醸造 生貯蔵酒 300mlも、製造者はあさ開さんでした。 なーんてさ、 このようにかつて試したお酒の記事へリンクを貼っても、2,3か月後には完全に無駄になっちゃうんだけれどね。 みなさん、どないしはるんやろか? 閑話休題。…

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【お酒】2287.夜明け前 生貯蔵酒 300ml

製造者 株式会社小野酒造店 長野県上伊那郡辰野町大字小野992 日本酒 アルコール分14度 米(国産)・米麹(国産米)醸造アルコール 内容量300ml (以上、ラベルより転記) 小野酒造店さんは、辰野町小野の蔵元。 小野酒造店さんは、小野駅(辰野駅から塩尻側へ2駅目)の近くに蔵を構えているようです。 辰野駅や小野駅がある中央本線の旧線は、かつては大幹線たる中央本線の一部として特急や急行が走っておりました。 しかしそれは、岡谷駅からいったん南下して辰野駅へ向かい、そこから再び北上して塩尻駅へ向かうという冗長な線形(いわゆる大八廻り)でした。 そこで、1983年(昭和58年)に塩嶺トンネルが開通して岡谷-塩尻間が東西一直線に短絡されると、岡谷-辰野-塩尻間は支線扱いとなってしまいました。 さらに飯田線からの乗り入れがない辰野-塩尻間(小野駅を含む)は、短編成の普通電車が数本走るだけの超閑散区間となってしまったのでした。 今日いただくこのお酒は、“夜明け前”。 夜明け前は、言わずと知れた島崎藤村が書いた小説の題名。 なんでも、「「藤村の嫡男で初代藤村記念館理事長、故島崎楠雄先生より『夜明け前』を使用する許可をいただきました。『この名を使う以上は、命に代えても本物を追究する精神をお忘れなく』との約束を守り、酒を愛する人々へ、本当に美味い、本物の『酒』を造る。それが私どもの使命です」と蔵人は語る。」(※1) ところで、“夜明け前…

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【お酒】2286.鉾杉 山廃仕込 純米酒 180ml

製造者 河武醸造株式会社 三重県多気郡多気町五桂二三四 品目 日本酒 国産米100%使用 アルコール分 15度 原材料名 米・米麹 精米歩合 65% 内容量180ml (以上、ラベルより転記) 河武醸造さんのお酒は、昨日までに、 【お酒】126.秀醇鉾杉 杉の子カップ (2回目はこちら) をいただいております。 今日いただくこの“鉾杉(ほこすぎ)”は、 “山廃仕込”の純米酒だってさ。 品質表示はこちら。 話のネタがないので、いただきましょう。 純米酒ですから、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、黄色(ちょい茶色?)がかっておりました。 鼻を近づけると、酒臭い(ほめ言葉;以下同じ)香りを少し感じます。 うまみは濃いめ。 香りとは逆に、最初に米のうまみがしっかりしていることがわかります。 少し枯れていますが穏やかで、それらに酒臭さも続きます。 渋みがあって、かるめではあるものの鋭さを少し感じます。 キレはまあまあ。 酸味はややはっきり。 すっぱさは弱めで、かつ鋭さはそれほどでもない。 でも酸味自体に深みをじんわりと感じます。 ちょいスーは、温かいうちは弱めでしたが、冷めるにつれてハッキリするみたいです。 ピリはなし。 甘みはややはっきり。 さらりとしてはいるものの、幅を感じます。 濃醇ちょい枯ちょい渋ちょい深ちょいスー旨やや甘口のおいしいお…

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“秀醇鉾杉 杉の子カップ”をまた飲んでみましたよ~だ!

製造者 河武醸造株式会社 三重県多気郡多気町五桂二三四 日本酒 原材料名 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール アルコール分 15度 内容量 180ml (以上、ラベルより転記) 《初回記事はこちら》 【お酒】126.秀醇鉾杉 杉の子カップ 今回は、およそ10年と10か月ぶりに、“秀醇鉾杉 杉の子カップ”をいただいてみることにいたしました。 それにしてもオイラ、 10年以上もこんなくだらないブログを書き続けているだなんて、 人間としての進歩のかけらもないってことだと、つくづくそう思うわ。 こんな奴、 さっさと死んでしまっても、 世の中に対して、なんら影響はないだろうな。 (友情出演) 話をお酒に戻しましょう。 前回と異なり、 ラベルには、どうでもいい受賞歴が記載されておりました。 でもこの程度のくだらないデザイン変更だけでは、 二回目と判断して宜しいかと存じます。 品質表示はこちら。 普通酒(正確には、特定名称を表示していない清酒)でした。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、少し着いているものの、透き通っていることがわかりました。 カップに鼻を近づけると、酒臭い(ほめ言葉:以下同じ)香りかすかに、そしてアルコール香もかすかに感じます。 うまみは濃いめ。 酒臭さとともに、熟…

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【お酒】2285.信濃鶴 純米吟醸 カップ

製造者 酒造株式会社長生社 長野県駒ケ根市赤須東10番31号 清酒 原材料名/米(長野県産)・米こうじ(長野県産米) 精米歩合60% アルコール分 14度 内容量180ml (以上、カップの印刷事項より転記) 酒造株式会社長生社さんのお酒は、かつて以下の物をいただいております。 【お酒】1699.信濃鶴 純米 カップ 今回見つけたこの紙カップ、 前回と同じデザインで、フォントが変わっただけなのかと思っておりましたが、 純米酒から吟醸酒(純米吟醸)へと変わっておりましたよ。 なお、「吟醸酒(純米吟醸)」という表現方法に違和感をお持ちの御仁(=アル添の有無のみで“純米系”と“本醸造系”とに分ける、誰が考え出したかは知らないけれどそれぞれの基準が誕生した歴史的経緯を無視した何の根拠もない詭弁に慣れているが故に、純米吟醸と吟醸酒とはまったく異なると盲信している、国定教科書でガリ勉させられてきた人の成れの果てのような方々)は、 清酒の製法品質表示基準(国税庁告示)の“1の表”と、“2(1)”とを100回くらいお読みになられたほうが宜しいかと存じます。 品質表示はこちら。 精米歩合は同じでしたが、米の産地表示が長野県産に限定されておりました。 それではいただきましょう。 吟醸酒(純米吟醸)ですから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。 鼻を近づけると、かすかに…

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