【お酒】2329.精撰香梅カップ

製造者 香坂酒造株式会社 山形県米沢市中央7-3-10 品目 日本酒 内容量 180ml アルコール分 15度 原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール、糖類/酸味料 精米歩合 麹米65% 掛米70% (以上、ラベルより転記) 香坂酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。 【お酒】297.香梅 精撰 カップ 【お酒】900.香梅 純米酒 180ml 【お酒】2161.みちのく山形 本醸造 生貯蔵 300ml 今日いただくこのお酒は、【お酒】297.香梅 精撰 カップと同じものでしょう。 変わっていたのは、紙のラベルとなったのみ。 相変わらずの糖類酸味料フル添加三増酒なのに、精米歩合は本醸造の基準に匹敵するという、二律背反的な意図にも思える品質表示。 蔵元さんは、いったい何を狙っていらっしゃるのでしょうか? 話のネタが尽きたところで、いただいてみたいと思います。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は少し付いており、かつ透明感がありました。 香りあり。 枯れた香り少し、アルコール香も少し。 うまみはやや淡めですが、重さを伴います。 これは米のうまみや酒臭さとは異なり、画一的・単一的・無機的なうまみでしょう。 苦みがあって、やや重いみたいです。 一方で熟成感は、香りで感じたほどには、はっきりしていません。 キレはよく、アル添酒にあり…

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【お酒】2328.加茂川 純米酒 180ml

製造者 株式会社加茂川 山形県西置賜郡白鷹町大字鮎貝三二五八番地 日本酒 アルコール分15度 原材料名米、米こうじ 精米歩合60% 原料米国産米100%使用 内容量180ml (以上、ラベルより転機) 加茂川さんは、白鷹町の鮎貝集落に蔵を置く蔵元さん。 山形鉄道には鮎貝駅というのがございますが、 鮎貝集落に近いのはむしろ四季の郷駅。 四季の郷駅から北へまっすぐ行くと、そこが鮎貝の集落。 そこに蔵を置くのが、加茂川さんです。 数年前に資本の変動があったようで、その際に称号を「株式会社加茂川」と改めたみたい。 それ以前は、加茂川酒造株式会社でした。 その加茂川酒造さんのお酒は、かつて以下のものをいただいております。 【お酒】1418.加茂川 純米吟醸酒 白鷹産直市場どりいむ農園直売所 300ml 【お酒】1419.加茂川 素ろ過純米 300ml 【お酒】1440.日之出加茂川 180ml 今日いただくのは、純米酒の“加茂川”。 素ろ過純米だってさ。 活性炭によるろ過をしないという意味で“素ろ過”なのだこと。 この“素ろ過”という表現、むしろ当を得たものでしょう。 世の中には“無濾過”と表示して、あたかもろ過をしない、すなわち一切濾していないお酒であるように思わせるものも少なくはないと思います。 しかし清酒(いわゆる日本酒:以下同じ)とは必ず濾す作業を…

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【お酒】2337.磐城壽 純米吟醸 浪江の祭 300ml

製造者 株式会社鈴木酒造店 長井蔵 山形県長井市四ツ谷一の二の二一 品目 日本酒 内容量 300ml 原材料/米(国産)・米麹(国産米) 精米歩合/55% アルコール分/16度 【酒造好適米100%使用】 (以上、ラベルより転記) 東日本大震災(2011(平成23)年3月11日)で被災し、浪江町での酒造りを継続できなくなってしまった鈴木酒造店さん。 そこで、同年10月に山形県長井市にあった休業中の蔵元を買い取り、拠点を移したのでした。 その後、2021(令和3)年3月に福島県浪江町へ戻り、道の駅になみえに併設されている蔵で酒造りを再開なさったのでした。 現在では山形県長井市と福島県浪江町との2か所で酒造りを続けていらっしゃるようですね。 それ故、鈴木酒造店さんは、山形県の蔵元さんでもあり、福島県の蔵元さんでもあるのです。 その鈴木酒造店さんのお酒は、かつて以下のものをいただいております。 【お酒】598.一生幸福 本醸造 300ml 【お酒】602.一生幸福 カップ 【お酒】2027.常磐MADE 磐城壽 本醸造 カップ 【お酒】2227.磐城壽 純米酒 缶(ICHI-GO-CAN)【訂正追記あり】 今日いただくこの磐城壽は、山形県長井市の拠点で製造されたものでした。 “浪江の祭”という銘のお酒。 ラベルには、浪江町で開催されていたであろうお祭りのイラストがぎっしり。 品質表示はこち…

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