《焼酎》275.酒粕焼酎 ブラックストーン 15年貯蔵 41度 200ml

製造者 秋田県醗酵工業株式会社 秋田県湯沢市深堀字中川原120-8 品目 焼酎乙類 内容量 200ml アルコール分 41度 原材料名 酒粕、米こうじ (以上、瓶の印刷事項より転記) 秋田県醗酵工業さんの焼酎は、かつて《焼酎》272.米蔵(こめぞう) 25度 200mlをいただいております。 今日いただくこの焼酎は、“Black Stone”なる15年貯蔵の焼酎。 “VERY MATURE”だってさ! しかも度数は41度! ウィスキー並みだね。 品質表示はこちら。 本格焼酎ではなくて、焼酎乙類なのね。 「種類の表示を本格しようちゆうの呼称によることができるしようちゆう乙類の原料を定める件(平成14年10月28日国税庁告示第7号))」を参照したところ、確かに酒粕の表記はありませんでした。 それどころか、その附則には、清酒かすを本格焼酎の原料として認めることは未来永劫毛頭ない旨が明記されておりますね。 それ故に、本格焼酎ではなくて、焼酎乙類なのでしょう。 だったら、昨日いただいた《焼酎》274.本格米焼酎 熊野水軍 25度 270mlって、もしかして・・・・? 能書きがありました。 それではいただきましょう。 まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。 うわ! スースーのピリピリ! 含んで飲み込むと、喉を通って行くのがものすごくよくわかる。 上立ち香はなし…

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《焼酎》272.米蔵(こめぞう) 25度 200ml

製造者 秋田県醗酵工業株式会社 秋田県湯沢市深堀字中川原120-8 品目 本格焼酎 内容量 200ml アルコール分 25度 原材料名 米、米こうじ (以上、瓶の印刷事項より転記) 秋田県産の焼酎はこれが初見。 今日いただくこの“米蔵(こめぞう)”は、その名のとおり米焼酎。 造っているのは、これも初見の秋田県醗酵工業さん。 湯沢に蔵を置き、“一滴千両”なる紙パック酒や、甲類(連続式蒸留)焼酎“そふと新光”なども造っていらっしゃる蔵元さんです。 その秋田県醗酵工業さんについて、手元にあった文献では、以下のように紹介されておりました。 「 秋田県醗酵株式会社(ママ)は、1945年に県内の酒造家が株主となって秋田県雄勝郡湯沢町(現湯沢市)に設立され、清酒原料用アルコール、合成清酒、甲類焼酎の製造販売を開始した。年月を経て、1974年に清酒部門に進出したことを機に、現在の住所に移転している。」(※1) 「 爛漫(秋田銘醸)の敷地と工場を借り受けて創業した。(中略)一時期低迷の時代もあったが、森永醸造株式会社などのバックアップも受けて、昭和五十年代の焼酎ブーム以降、着実な業績を残してきた。」(※2) ここで出て来る“森永醸造株式会社”は、現在の福徳長酒類株式会社。 後に秋田県醗酵工業はどうらやこの福徳長酒類の傘下に入ったらしく、そして平成になってからは福徳長酒類がオエノングループ(酒造コンツェルン)に属するにあたって、秋田県醗酵工業さ…

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