【お酒】2415.かをるやま 純米酒 160ml

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製造者 有限会社 仁井田本家
福島県郡山市田村町金沢字高屋敷139番地

品目 日本酒
内容量 160ml
アルコール分 14.5度
精米歩合 85%
原材料名 米(国産)、米糀(国産米)
自然栽培米
表示義務のない加工助剤・酵素剤等も不使用
冷蔵推奨
放射性物質不検出確認済

酒造年度2022
製造年月25.10.A
(以上、ラベルより転記)




仁井田本家さんのお酒は、これまでに以下の物をいただいております。
【お酒】163.穏(おだやか) 純米 180ml
【お酒】1149.穏(おだやか) 純米吟醸 180ml
【お酒】1948.おだやか 純米吟醸 160ml
【お酒】2226.しぜんしゅ 純米原酒 300ml
【お酒】2232.しぜんしゅ 生酛 燗誂 純米酒 160ml
【お酒】2291.しぜんしゅ 生酛 にごり 純米酒 酵母無添加(蔵つき酵母) 160ml

今日いただくこのお酒は、読みにくいですが、
“かをるやま”だってさ。
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ラベルには、ぶどうと共に、樽の絵が描かれておりました。
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蔵元さんのWebsiteでは、以下のように紹介されておりましたよ。
日本酒を初めてお飲みになる方でも飲みやすいお米で作る白ワインかをるやま」は自然栽培米と酸味を出す白糀、多酸酵母を用い、赤ワインの貯蔵に使用したオーク樽で熟成をかけ、芳りが体の中を滑らかに流れていく独特の日本酒です。

白糀、すなわち白麹は、焼酎の製造で用いられる麹。
発酵の際にクエン酸を出すことで防腐効果が得られ、かつ蒸留すれば酸は醪に残ることから、九州の焼酎で広く用いられております。
また白麹は黒麹の変異株で、その黒麹は沖縄での泡盛製造で用いられていたものでした。

一方で蒸留の工程がない清酒の製造で白麹を用いると、製品中にクエン酸が残ってしまい、すっぱくなってしまいます。
それを逆手にとって、近年では酸味を特徴とする清酒に用いられる例もあり、その一つがこの“かをるやま”なのでしょう。

また、「赤ワインの貯蔵に使用したオーク樽で熟成をかけた」とありました。
そのことに留意しつつ、品質表示を見ると、
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酒造年度が2022(2022酒造年度:2021年7月1日~2022年6月30日)で、
製造年月(当該清酒を販売する目的をもって容器に充てんし密封した時期(※1))が2025年10月。
ということは、2022酒造年度中に製造されて2025年10月にこの容器に充てんされるまで、3年3か月~4年3か月の間、赤ワインの貯蔵に使用したオーク樽のなかで貯蔵・熟成されていたのでしょうね。

品質表示はこちら。
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それではいただきましょう。
お米で作る白ワイン」とございましたので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、深い色。
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香りはなし。

含むと、酸味が最初に来ます。
たしかにすっぱいものの、果実のような、フルーティーさのあるすっぱさを感じます。
はっきりしてはいるものの、鋭く舌を突くようなことはないみたいです。

また、たしかに枯れていますが、角や荒々しさは全くなし。
渋みは少し感じるものの、これは強くはないけれど鋭さを感じます。
キレはそれほどでもなく、すっぱさと渋みとが残ります。
米のうまみは判別しがたい!。酸味と熟成感とに隠されてしまっているようです。

甘みはわかるものの、前には出てこないみたいです。


やや濃醇ですっぱフルーティーちょい枯ちょい渋旨口のおいしいお酒でした。

Web上での解説のとおり、フルーティーな酸味を感じました。
これは白麹由来のクエン酸の影響でしょうか?
それとも熟成に使われた赤ワイン樽に由来するものでしょうか?
一方で熟成感はありましたが穏やかで、渋みはそれほど強くはありませんでした。

酸味・枯具合(熟成感)・渋み。
どれも熟成された白ワインのよう。
おいしくて面白いけれど、知らずに飲むと清酒だとはわからないと思います。


(※1)清酒の製法品質表示基準(平成元年国税庁告示第8号)3(2)

この記事へのコメント

  • Boss365

    こんにちは。
    本年もどうぞよろしくお願い申し上ます。また、無事に帰還、何よりです。
    お米で作る白ワインの「かをるやま」・・・
    「熟成された白ワインのよう」の文字あり、飲みたくなる清酒です。
    アルコール度を考えると、白ワインよりちょい高いので、気を付けたい感じです!?(=^・ェ・^=)
    2026年01月07日 23:53
  • Rinko

    こうした捻りをきかせた日本酒もあるのですねー!(*‘∀‘)
    2026年01月08日 07:24
  • HOTCOOL

    おはようございます。
    本年も宜しくお願いいたします。
    新年早々縁起がよさそうな色合い、パッケージのお酒ですね^^
    2026年01月08日 07:36
  • 夏炉冬扇

    清酒も生き残りですから、工夫ですね。
    元旦にちょっぴりお酒。やつぱりうまいです。
    2026年01月08日 08:14
  • tochi

    こんにちは
    本年もよろしくお願いいたします
    今週初めにとある団体の賀詞交歓会に行ってきて、鏡開きの樽酒の余りをもらってきました
    いい香りがします
    週末はこれを飲んで楽しみます
    日光の蔵元の酒だと言っていましたが、銘柄は忘れました
    2026年01月08日 08:53
  • ma2ma2

    結構寝かせているお酒ですね。
    本年もよろしくお願いします。
    2026年01月08日 09:06
  • タンタン

    どこか花札を連想するボトルデザインですね。
    2026年01月08日 18:55
  • てんてん

    (。・ω・)ノ゙ Nice‼です♪
    2026年01月08日 20:02
  • 八犬伝

    なるほどな
    新しい試み、難しそうですね。
    2026年01月08日 20:22
  • 川鮎くん

    Nice!! です。
    本年もよろしくお願いします。
    2026年01月08日 20:37
  • skekhtehuacso

    Boss365さん、清酒が苦手な御仁でも飲めてしまいそうな味わいでした。
    飲みすぎ注意ですけれど、この160ml詰であればその心配はなさそうです。
    2026年01月08日 21:19
  • skekhtehuacso

    Rinkoさん、造れば売れた昭和の頃とはちがって、各蔵とも生き残るためにいろいろな工夫をなさっているのだと思います。
    2026年01月08日 21:20
  • skekhtehuacso

    HOTCOOLさん、縁起はよいかもしれませんけれど、オイラの運勢となるときっとそうはいかないところでしょう。
    2026年01月08日 21:21
  • skekhtehuacso

    夏炉冬扇さん、オイラはちょっぴりでは足りません罠。
    2026年01月08日 21:22
  • skekhtehuacso

    tochiさん、日光誉か、柏盛か?
    いずれもおいしいことでしょう!
    2026年01月08日 21:25
  • skekhtehuacso

    ma2ma2さん、今年は飛行機でお出かけもありでしょうか?
    まずはどうかお体の回復を。
    2026年01月08日 21:26
  • skekhtehuacso

    ヨッシーパパさん、変化球どころか、消える魔球かもしれません。
    2026年01月08日 21:27
  • skekhtehuacso

    タンタンさん、たしかにそうかも。
    でもオイラ、賭け事と女遊びとはしない主義なので(徘徊と酒とのほうが楽しいから)、はっきりとはわかりません罠。
    2026年01月08日 21:29
  • skekhtehuacso

    八犬伝さん、各蔵元さん皆創意工夫で生き残ることに必死なのだと思います。
    それに米価が上がってお酒の値上げも要するでしょうから、それに見合う商品を提供しなければ売れなくなってしまうかもしれません。
    きびしい時代になったものですわ。
    2026年01月08日 21:30
  • skekhtehuacso

    川鮎くん様、テキトーに書きますが、ときどき笑ってやってくださいな。
    2026年01月08日 21:31