●製造者:霧島酒造株式会社
宮崎県都城市下川東4丁目28番1号
●品目:本格焼酎
●原材料名:さつまいも(九州産)、米こうじ(国産米)
●アルコール分:20度
●内容量:200ml
(以上、包装フィルムより転記)
霧島酒造さんの焼酎は、昨日までに以下のものをいただいております。
《焼酎》5.白霧島 200ml(2回目はこちら)
《焼酎》6.黒霧島 25度 200ml【追記あり】(2回目はこちら)
昨日いただいた、白霧島。
「昭和24年以前から存在していた“霧島”という商品を2015(平成27)年にリニューアルして登場させた商品」
と紹介いたしました。
はぁ?
ほんなら、なんで“霧島”が今でもあるの?
なぜ、白霧島とは別に、“霧島”が今でもあるのか?
この点について言及した文献の記載に出会うことは、かないませんでした。
ですが・・・・、
2025年7月14日(月)“道の駅都城NiQLL”。
午前9時の開店時刻まで待って、
開店と同時に、有料試飲カウンターにて芋焼酎を飲んでいたワタクシ。
実は、この有料試飲カウンターの店員さんと、焼酎の話をしていた際、
“白霧島”と“霧島”との関係について伺ったのでした。
霧島が白霧島にリニューアルされたのは、たしかにその通り。
でも、そのあと、
白霧島を飲んだ都城市民の皆さんから・・・・、
「こんなの、霧島じゃない!」
と、文句が少なからず出たそうです。
全国展開すべく飲みやすくした白霧島の風味は、従来の霧島を愛飲していた都城の皆様には不評だったようでした。
そこで、霧島酒造の創業(自社での焼酎製造開始)から百年にあたる2016(平成28)年に、“霧島”を宮崎県限定の商品として復活させたのでした。
それ故か、
宮崎県民の皆様がおなじみの20度モノのみの設定。
それに芋麹を使用せず、米麹のみ
白霧島の発売が2015(平成27)年で、
霧島の復活が2016(平成28)年。
たった一年での方針転換とは、驚きの速さですね。
それほどまでに、都城の皆さんの不満は大きいものだったのでしょうか?
たしかにそれは想像し得ます。
しかし、それだけが方針転換の要因となったわけではなさそうなのです。
霧島酒造さんの側にも、この方針転換を成しえた理由があることを推測し得る文献の記述を、ここに紹介しておきます。
「「不易流行」という言葉がある。松尾芭蕉が確立した俳諧理念の一つだ。弟子の向井去来がその理念を解説した『去来抄』には「不易を知らざれば基立がたく、流行を辨へざれば風あらたならず」とある。「不易」とは時代を超えた不変の真理、「流行」とは時代や環境の変化に応じた革新だが、その根本は一つであり、通底するものだという。霧島酒造の本格焼酎づくりの真髄もまた、そこにある。「不易」を築いた初代吉助と、「不易」を守りつつ「流行」に挑んだ二代順吉―。その「不易流行」の心は「黒霧島」として今日まで百年のときを超えて鮮やかにつながっている。」(※1)
「霧島酒造の“拠って起つ”ところは都城であり、宮崎県である。霧島地方である。地元を愛し、地域とともに成長する思いは、これまでも、これからも、変わらない。」(※2)
「髙瀬 今回、「白霧島」もリニューアルしたわけですけど、元の幹となる品質は絶対変えないというのは正しいかどうかは本当はわからないんです。でも今回のリニューアルで、ここまで根強く昔のものが懐かしいというか、飲みごたえのあるものがほしいとか、そういうことがわかってきましたね、それはちゃんと守っていかないといけない部分です。やっぱり地元から発展させてきていただいたローカルの部分ですから、ここを崩すといけないかなと思っています。ただ、先のことをいえば、若い人は次の発想で自分たちの飲みたいものをといったニュアンスでつくっていきますから、そこから新しいものが出てくるかもしれません。」(※3)
不易流行を社是とし、地元である宮崎県都城市を大事にする霧島酒造さん。
白霧島へのリニューアルに対する地元の皆さんの反応をわかっていらっしゃって、それに応えなければいけないという責任を感じていらっしゃったが故の霧島復活劇ではなかったかと、私はそう思うのでした。
話の最後に、能書きを紹介しておきます。
それではいただきましょう。
まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
香りはわからんな。
含むとちょいスーちょいピリ。
甘みを少し、酸味?も少し。
芋の風味ハッキリながらも、重さやクセんはゼロ。
口当たりさっぱり。
次に、ロックで試してみました。
香りなし。
含むとトロリとした口当たりを少し感じるものの、徐々に消えてさっぱりした口当たりに代わります。
ロックでありがちな苦みは出るものの、弱めで、これも次第に消えました。
芋の風味と共に、辛みのような重さを少し感じます。
最後はお湯割りにしてみました。
芋の香りが出ました。
少し重い感じです。
芋の風味と共に、辛みのような重さをじんわりと感じます。
ちょいスーで、甘みは引きました。
それでいて口当たりはさっぱりしています。
ロックで甘みと芋の風味とを、お湯割りでどっしりさっぱりの、おいしい辛口芋焼酎でした。
白霧島とのちがいは、華やかな香りがないことと、辛みのような重さを感じたことでしょうか。
それに甘みは、こちらのほうが弱いかな。
辛みのような重さがあることで、ロックもお湯割りもキリッと引き締まった感じがいたしました。
たしかにうまいね。
辛口でキリッとしているけれど、口当たりスッキリ。
万人受けする風味ではないものの、これを飲み続けていていきなり白霧島しか飲めなくなったら、そりゃ不満になります罠。
願わくは、25度でも試してみたかったところでした。
その霧島と合わせた今日のエサはこちら。
昨日の残り物のニンジンとピーマンとで、
ごまサラダ。
いつもの味。
ごまが香ばしゅうございました。
これも残り物の玉ねぎとしめじとで、
オムレツ。
肉を使わずとも、しっかり炒めた玉ねぎ・しめじとバターの風味とで、おいしくいただけました。
ごちそうさまでした。
(※1)『夢をかたちに 霧島酒造100周年記念誌』p.52(2016.6 霧島ホールディングス株式会社)
(※2)(※1)p.67
(※3)(※1)p.65(「座談会 品質をときめきに」p.58-65中 髙瀬良和 取締役酒質開発本部長の発言
★☆お知らせ★☆
年内の更新は、
今日でおしまい。
新年最初の更新は、
1/7(水)を予定しております。
ごきげんよう!
この記事へのコメント
ヨッシーパパ
SUZURAN
夏炉冬扇
よいお年を。
SWEET
よいお年をお迎えください
Boss365
霧島復活劇!!霧島酒造さん、流石ですね。
ところで、年末年始は「あちらこちらで飲んだくれる予定」みたいですが・・・
休肝日も適切・適当に確保かな?無事の帰還を願ってます。
今年も一年、お付き合いありがとうございました。
佳いお年をお迎え下さい。
2026年もどうぞよろしくお願いいたします!?(=^・ェ・^=)
さる1号
ニューコークとコカコーラクラシックの話みたいだ
来年もよろしくお願いします
佳いお年をお迎えください
てんてん
yamatonosuke
霧島だけにキリッとですね(≧▽≦)
どうぞ佳い年をお迎えください~
HOTCOOL
来年もよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えください。
あまり飲み過ぎないですね。
リュカ
来年もいろいろなお酒を楽しんで、そして記事にしてくださいね^^
年始はのんびりおうちで過ごしますか?
skekhtehuacso
skekhtehuacso
skekhtehuacso
skekhtehuacso
skekhtehuacso
飲んだくれて、気を失いつつおさらばといきたいところですけれど、そうもうまくは行きません罠!
skekhtehuacso
カストロも反対したってのが面白そうですね。
skekhtehuacso
こんな道の駅、近所にあったら大変なことになりそうですわ。
skekhtehuacso
最後の一行は、無理かも。
skekhtehuacso
家にかわいい猫がいれば、アル中ハイマー型ダメ人間はともかく、徘徊癖は治るかも。
ぼん
tochi
本年も大変お世話になりました
来年もよろしくお願いします
霧島はよく飲んでいます
年明けの福袋は、焼酎一升瓶6本セットを予約
魔王が入っていないのが残念です
タンタン
黒霧島の方がオールラウンダーな印象です。
skekhtehuacso
skekhtehuacso
記事のネタにしたオイラがはずかしい限りです。
今ちょうど、初霞酒房にて飲み終えたところです。
ヨッシーパパ
良いお年をお迎えください。
あとりえSAKANA
お酒の深い話はとても興味深いですし、
酒の肴のお料理も、旅の記録もいつも
楽しませていただいています。
そして当方へのご訪問もコメントも
ありがとうございます☆
どうぞ穏やかな年末年始をお過ごしいただき、
良き年を迎えて下さいね(^o^)
2026年もゆるっとよろしくお願い致しますー☆
skekhtehuacso
skekhtehuacso
ヨッシーパパ
今年もどうぞ宜しくお願いします。
skekhtehuacso
hana2025
2026年もどうぞよろしくお願い致します。
疑問を疑問のままにしないskekhtehuacsoさん、サスガです!
同じようにサスガの霧島酒造さんですが…
都城道の駅のあの売り場カウンターに座り、←行きましたから当然知っています!解明された辺りには、格の違いをお実感致しました。
skekhtehuacso
SUZURAN
新しい年も宜しくお願いいたします。
Rinko
今年もお酒情報満載の投稿を楽しみにしております( *´艸`)
skekhtehuacso
skekhtehuacso