製造者:長野県大町市大町2512-1
白馬錦酒造株式会社
販売者:長野県長野市中御所1-9-8
(株)JR東日本クロスステーション 長野支店
日本酒
アルコール分:15度
原材料名:米(長野県産)、米こうじ(長野県産米)
精米歩合:60%
内容量180ml
(以上、ラベルより転記)
白馬錦酒造株式会社さん、
かつては「株式会社薄井商店」と名乗っておられました。
蔵元さんのWebsiteに拠れば、どうやら2024年8月に商号を変更なさっとのこと。
そのお酒は、かつて以下の物をいただいております。
【お酒】232.白馬錦 カップ
【お酒】488.白馬錦 純米吟醸 180ml
【お酒】2077.白馬錦 超辛口 300ml
【お酒】2078.白馬錦 極旨口 300ml
【お酒】2086.白馬錦 村男三世カップ
【お酒】2263.白馬錦 極旨口 アルミ缶
今日いただくこのお酒は、
「白馬の水で仕込んだ純米酒」だってさ。
どうやらJR東日本の息がかかった商品のようですね。
能書きには、白馬山系の湧水を使用し、かつ信濃大町産のお米で醸した旨が紹介されておりましたよ。
話のネタが尽きたところで、いただきましょう。
たしか冷やして販売されていた(と記憶しております)ので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、少し黄色がかっておりました。
香りは、盃に鼻を近づけるとお酒の甘い香りをかすかに感じる程度です。
うまみは濃いめ。
米のうまみに厚みをしっかりと感じます。
酒臭さ(ほめ言葉)はごくかすか。熟成感はなし。
軽い苦みを感じるものの、弱めです。
キレはそれほどでもないみたいです。
酸味はややはっきり。
すっぱさは弱めですが、鋭さはわかります。
でもむしろ酸味自体がさわやかで、そのさわやかさの方が際立っているようです。
スーはなく、ピリもなし。
甘みはややはっきり。
前には出て来ないものの、幅のある甘みの存在はわかります。
爽快濃醇ちょいすっぱ旨やや甘口のおいしいお酒でした。
米のうまみを舌の上でどっしりと感じることができるので、飲み応えを感じました。
それでいて爽やかなのは、酸味に由来していると思います。あくまでも予想ですけれど、この爽やかさは生酒のそれとは異なるでしょう。
キレはそれほどでもないものの、角がなく、かつやや甘口で、飲みやすくも感じました。
うまいね!
どっしりしていてキレはよくないものの、しつこさはまったくなくて飲みやすい。
米のうまみをしっかりと感じることができる、おいしい純米酒でした。
ここで、残りを燗にしてみましたよ。
甘いね!、あま~くなりました。
それにスッキリ感が出て、キレがよくなりましたよ。
一方で酸味は引いて、爽やかさも引きました。
燗にすると、濃醇スッキリ旨甘口のおいしいお酒になりました。
キレがよくなり、かつ酸味が引いたことで、口当たりがかなりやわらかく感じました。
それでいて、米のうまみはどっしりとしたまま。
舌の上にうまみがドスンと乗って、スッと引く感じでした。
これは燗もうまいね!
あたしゃどちらかというとアル添支持派の天邪鬼なのですけれど、この純米酒はかなりいけると思いました。
この記事へのコメント
ma2ma2
kame
川鮎くん
アル添のお酒は特徴がよく出ていて面白いですね。
HOTCOOL
Rinko
tochi
白馬の水も美味しそうですね
Boss365
商号を変更みたいですが・・・
「白馬錦酒造株式会社」の方が、地産名称としては分かり易い感じです。
また、白馬人気に便乗かな(爆)!?(=^・ェ・^=)
リュカ
skekhtehuacso
skekhtehuacso
大町ではかつて北アルプスの地ビールをいただきましたが、とてもおいしかったです。
skekhtehuacso
昔ながらの屋号を商号にしたままの蔵は少数派だと思います。
大手だと、白鹿(辰馬本家酒造)や白雪(小西酒造)くらいかな。
skekhtehuacso
テキトーでもおいしくいただけておりますので、あまり構えなくてもよく、実践あるのみだと思います。
newton