◇製造者 株式会社三宅本店
広島県呉市本通七丁目9番10号
◇品目 日本酒
◇アルコール分 16度
◇内容量 180ml
◇原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール、糖類
(以上、ラベルより転記)
こちらひさびさの千福。
三宅本店さんのお酒は、かつて以下の物をいただきました。
【お酒】273.千福 精撰Vパック赤
【お酒】367.千福 上撰Vパック青
【お酒】369.千福 上撰 純米Vパック
【お酒】1306.千福 激熱 300ml
【お酒】1718.呉氏 爆誕カップ 吟醸酒
【お酒】1771.千福 上撰Vパック青 辛口
今日いただくのは、にごり酒。
にごり酒は、あくまでも清酒。
それ故に、粗めであろうとは思われるものの、「漉す(こす)」という工程を必ず経なければなりません。
この点が、どぶろく(濁酒)とのちがい。
清酒であるにごり酒は必ず漉すのに対して、濁酒であるどぶろくは漉さないのです。
このにごり酒。
滓の量は、4割ほどでした。
輝かしい受賞歴を誇らしげに掲げておりますけれど・・・、
まことに残念ながら、
糖類添加の三増酒でした(酸味料の表示はなし)。
なお、念のため申し添えておきますが、
この糖類はあくまでも醸造のための副原料として添加されているのであって、調味のために添加しているなどとは口が裂けても絶対に言ってはならないのです。
それではいただきましょう。
にごり酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、ごくかすかに象牙色。
見た目にはとろみは感じませんでした。
香りはなし。
とろみは弱め。
滓のざらつきは少し感じます。
うまみはもちろん濃いめ。
米のうまみしっかりで、酒臭さ(ほめ言葉)も少し感じます。
苦みがあって、強くはないものの少し鋭いですね。
酸味はややはっきり。
すっぱさは少し強めで少し鋭さあり。
でも酸味の深みも少しあり。
ちょいスーですが、ピリはなし。
甘みはややひかえめでしょう。
存在はわかるものの、べとつかず、かつ幅もなし。
濃醇ちょい苦ちょいすっぱちょい深ちょいスー旨やや辛口のおいしいお酒でした。
意外にもやや辛口に感じました。
添加された糖類はアルコール発酵で消え失せたのでしょうか?
口当たりはよいものの、ちょい苦ちょいすっぱちょい深と、味はやや複雑でした。
滓のざらつき以外は重さやしつこさはなく、むしろ飲みやすいかもしれません。
うまいね。
っていうか、糖類を添加する必要、あるのかな?
次に、あらかじめ取り分けておいたものを燗にしてみました。
キレがよくなって、スッと引きます。
苦みとすっぱさ、そして滓のざらつきが、それぞれ引いて気にならなくなりましたよ。
でも酸味の深みは残っております。
甘みも引いて、辛口になりましたよ。
燗にすると、濃醇ちょい深ちょいスースッキリ旨辛口のおいしいにごり酒になりました。
苦み、すっぱさ、滓のざらつきが引いて、角が取れました。
しかもキレがよくなり、かつ辛口でキリッと引き締まりました。
悔しいけれど、かなりうまいね。
三増酒なれども、さすが輝かしい受賞歴を誇るお酒。
おそれいりました。
<(_ _)>
この記事へのコメント
kame
りっとん2
yamatonosuke
HOTCOOL
Rinko
Boss365
にごり酒とどぶろく(濁酒)の違い、なる程で了解です
また、輝かしい受賞歴は伊達ではなく?実感ありで何よりです!?(=^・ェ・^=)
newton
てんてん
今日も来ましたよ♪
ヨッシーパパ
ma2ma2
tochi
濁り酒は飲んだことないです
牛乳、マッコリのような感じですね
八犬伝
今日も飲ってますか。
リュカ
さる1号
これ、飲んでみたいなぁ
skekhtehuacso
skekhtehuacso
skekhtehuacso
skekhtehuacso
skekhtehuacso
skekhtehuacso
skekhtehuacso
三増酒ではないにごり酒でおいしいものはいくらでもあると思います。