製造者 河合酒造株式会社
奈良県橿原市今井町1-7-8
品目 日本酒
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)
精米歩合 65%
アルコール分 16度
内容量 300ml
(以上、ラベルより転記)
奈良県橿原市(かしはらし)の今井町は、古い街並みが残る場所。
そこに蔵を構えるのが、河合酒造さんです。
河合酒造さんのお酒は、これまでに以下の物をいただいております。
【お酒】824.純米吟醸 大和百景 180ml
【お酒】1267.本醸造 出世男 300ml
【お酒】1501.出世男 カップ
【お酒】1502.出世男 にごり酒 カップ
今日いただくのは、“うねび”なる純米酒。
大和三山の一つである畝傍山に由来するのでしょうか?
品質表示はこちら。
まずはひや(常温)で試します。
お酒の色は、少し茶色がかっておりました。
上立ち香はなし、含んでもわからず。
うまみはやや濃いめ、否、ちょい濃いめでしょうか。
酒臭さ(ほめ言葉:以下同じ)と枯れ(熟成感)と米のうまみとが、突出するとなく均等にまとまっているようです。
でも、それらよりも先に、透明感がハッキリしていることがわかります。
軽い苦みを少し感じます。
キレはよく、繰り返しになりますは透明感バッチリです。
酸味はひかえめ。
すっぱさはほぼゼロでしょう。
でも結構なスースーです。
ピリはなし。
甘みはややひかえめ。
少しわかるものの弱めです。
ちょい濃醇でちょい苦スースースッキリ旨やや辛口のお酒でした。
うまみはわかり、かつうまみの各要素のバランスはよいと思いました。
でもね、けっこうなスースーで、それがキレのよさどころか透明感すらもたらしているように感じました。
純米酒でも、こういうアル添酒みたいな味わいのお酒があるのですね。
次に、燗にしてみました。
酒臭い香りがフワリと立ちました。
スーは残るものの、苦みは引きました。
一方で、枯れ具合がちょっとだけ前に出るようになりました。
透明感は少しだけ引いてうまみに厚みを少しもたらしましたが、あくまでもそれはひやとの相対的な話。
酸味と甘みとも、ちょっとだけわかるようになったみたいですが、依然として弱めです。
燗にすると、ちょい濃醇でちょい枯ちょいすっぱスースー旨口のお酒になりました。
燗のほうがひやよりもうまみがしっかりし、苦みが消えました。
でも熟成感が前に出てくるので、けっして飲みやすくはないと思います。
それに依然としてスースーでキレがよいので、飲み応えに関しては物足りなさが残りました。
うまいかと問われると、難しいところでございます。
あたかもアル添酒にありがちな味わいでしたが、純米酒でもこういう味わいを出すことは可能なのですね。
勉強になりました。
そのうねびと合わせた今日のエサはこちら。
地元産の菜の花。
からし和え。
もちろんおいしい!
ほろ苦さは、春の味覚の一つですね。
大根のみそ漬け。
昨日、人形町で買ってまいりました。
けっこうしょっぱい!
でも酒のつまみとしてはいい感じでした。
卵を使ってオムレツを作ろうという魂胆なのですが、
具はしいたけと玉ねぎとだけ。
肉は使いません。
弱火で水分が飛ぶまで炒めれば、うまみはちゃんと出てくれるのです。
あたしゃオムレツを作るときはいつも、
一点の焦げ目もつけないことに命を懸けているのです。
完成。
おいしくいただけました。
ごちそうさまでした。
この記事へのコメント
ma2ma2
Boss365
ニャンズが抱えた?「大根のみそ漬け」ですが・・・
濃いめの方が、酒のお供にはジャストフィットですね。
コリコリ食感あり、発酵の旨み?がジワジワ味わえそうです。
オムレツですが、玉ねぎの旨み成分ありですね。
また、しいたけがお肉の食感を補っている感じです!?(=^・ェ・^=)
てんてん
今日も来ましたよ♪
yamatonosuke
大和三山は制覇しました(登頂したという意味)
kame
HOTCOOL
tochi
菜の花のおひたし
美味しいですね
おつまみに最高です
Rinko
さる1号
あのほろ苦さがたまらない^^
リュカ
おいしいよね^^
ふるたによしひさ
newton
ヨッシーパパ
初めて知りました。
skekhtehuacso
味噌漬けは、色こそ奈良漬けに似ているものの、けっこうしょっぱめで、たくさんは食べられないかな。
オムレツには肉を使わないのが、オイラのやり方です。
skekhtehuacso
談山は飲んだことがありますけれど。
skekhtehuacso
skekhtehuacso
毎週でも食べてやろうと思っています。
skekhtehuacso
これからはきっとふきのとうやら山菜やらが出回って、ほろ苦さを満喫できることでしょう。
skekhtehuacso
和えるものを変えて味を変化させていただこうと思っています。
skekhtehuacso
skekhtehuacso
たしかに寒いところの食べ物らしいしょっぱさでした。