製造者 沖之光酒造合資会社
沖縄県宮古島市平良字下里1174
琉球泡盛
原材料名:米こうじ(タイ産米)
内容量:100ml
アルコール分:30度
(以上、ラベルより転記)
宮古島に蔵を置く沖之光酒造さんの泡盛をいただきます。
手印は、“沖之光(おきのひかり)”
(泡盛でも商標のことを手印って言うのかな?)。
「文字通り「沖縄の光」となるべく「沖之光」と名付けた。」(※1)とのことでした。
一般的な品質表示ですけれど、
沖之光酒造さんでは、
「「泡盛のフーゼル油をどれだけ濾過し、臭みを取るかが常に課題」(中略)「丁寧に丁寧に、きれいな酒づくりを心がけている」」(※2)
とか、
「一般酒(新酒)でも1年以上寝かせ、まろやかな味に仕上げてからしか、瓶詰めを行わないという。」(※3)
とのように、造りにはこだわりがあるそうです。
話のネタが尽きたところで、いただいてみましょう。
まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
上立ち香なし。
含むと米の風味を穏やかに感じ、厚みはないもののよくわかります。
黒麹の香ばしさはさらに穏やかで弱めですが、軽い苦みをちょっと伴うみたいです。
甘みは弱めで、かすかに感じる程度。
重さやクセ、焦げ臭などはまったくなし。
スッと引いて、けっこうさっぱりしています。
でもそこは30度、
スースーのピリピリです。
これは水割りがよろしいかと存じ奉ります。
(泡盛:水=5:5)
香りは出ませんでした。
スーは少し残るものの、ピリは消えました。
米の風味と黒麹の香ばしさとがほぼ同レベルになったようです。
甘みもよくわかるようになりました。
苦みは消えました。
重さやクセはゼロ、さっぱりしていて軽い口当たりです。
風味豊かなのにさっぱりしている、おいしい泡盛でした。
重さやクセとは無縁の、かなりさっぱりしていて飲みやすい泡盛でした。
それでも水割りにすることで、風味がよりはっきりしておいしくいただけました。
やっぱり水割りが良いと思います。
(※1)田﨑聡(協力◎沖縄県酒造組合)『琉球泡盛酒蔵紀行』p.86(2023.10 有限会社楽園計画)
(※2)(※1)p.87
(※3)沖縄県酒造組合連合会監修『決定版 泡盛大全』p.73(2000.12 株式会社主婦の友社)
この記事へのコメント
kame
ma2ma2
芝浦鉄親父
リュカ
newton
lamer-88
lamer-88
ヨッシーパパ
tochi
沖の光
飲んだことありませんが、酒屋さんで見たことあります
skekhtehuacso
ma2ma2さん
芝浦鉄親父さん
newtonさん
lamer-88さん
ヨッシーパパさん
どうも。
skekhtehuacso
なります!、なります!
なっちゃったんだから、行くしかありません罠。
skekhtehuacso
あたしゃまったく知りませんでしたよ。
hana2025
平良は島の繁華街近く、宮古島へ行ったのは10年以上も前、開発の進んだ今は変わっているのでしょうね!
人参シリシリのシーチキン、缶蓋をオープンしたら、蓋をずらしてオイルを捨てるだけ。それ程手間はかけられませんもの。
しかし30度!キキマスネ^^
HOTCOOL