製造者 株式会社豊島屋
長野県岡谷市本町3丁目9-1
品目:日本酒
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
精米歩合49%
アルコール分14%
内容量:300ml
(以上、ラベルより転記)
諏訪湖の御神渡りからその名をいただく豊島屋さんの“神渡(みわたり)”
そのお酒は、かつて以下の物をいただいております。
【お酒】449.神渡(みわたり) レッツカップ
【お酒】807.御柱(おんばしら) カップ
【お酒】2250.神渡 夏誂純米 純米生貯蔵酒 300ml
今日いただくこのお酒は、
満を持しての大吟醸。
品質表示はこちら。
アル添大吟醸なのに度数14%とやや低め。
これが味わいにどう影響するや否や?
能書きがありましたので、紹介しておきます。
話のネタが切れたところで、いただきましょう。
大吟醸ですから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、無色透明でした。
盃に鼻を近づけると、花っぽい香りをかすかに感じます。
含んでも穏やかで、口の中でふんわりと感じる程度です。
うまみはやや淡めでしょう。
米のうまみが淡めなりに厚みを伴って舌の上に乗っかります。
苦みがあって、弱めながらも鋭さを感じ、かつ重さも少しあるみたいです。
酒臭さはなく、熟成感もなし。
キレはよく、スッと引きます。
酸味はひかえめ。
すっぱさはゼロでしょう。
ちょいスーですが、ピリはなし。
甘みはこれもひかえめでしょう。
存在はわかるもののごくかすかで、かなり弱め。
ちょい芳香のやや淡麗でちょい苦ちょい重ちょいスースッキリ旨辛口のおいしいお酒でした。
花っぽい香りがありましたが前には出て来ず、しつこさもなくて奥ゆかしく感じました。
米のうまみそのもので、それをちょい苦とちょい重が引き締めておりましたが、けっして突出することなく絶妙な鼎立でした。
しかもキレがよく、ちょいスーかつ辛口で、キリッと引き締まった感じがいたしました。
うまいね!
かなりうまいね!
アル添大吟醸のよさを存分に発揮した味わいでしたよ。
苦みや重さもあったものの、それらも味の要素として成り立っておりました。
そういえば先日、NHK「クローズアップ現代」で日本の伝統的酒造りがユネスコ無形文化遺産に登録された話題を扱った放送を見た際、香港のバイヤーが「苦みのない酒を造ってくれ」と言っていたのを思い出しましたよ。
でもさ、“甘酸辛苦渋”ってくらい、清酒では苦みも味の要素として働いているんですよね。
14度ってのも、きっと絶妙な度数なのでしょう。
アル添ですから原酒は20度くらいでしょうけれど、それを14度まで下がるほど多めに加水したからこそ、きっと苦みも重さも、そして香りもちょうどよくなったのではないでしょうか?
それ故か、スイスイと行けてしまい、あっちゅう間。
でもけっして悪酔いはいたしませんでしたよ。
「アル添酒は悪酔いする」などというひどい大ウソ、いったい誰が言い出しやがったんだろうか?
そのスイスイ行けておいしい神渡大吟醸と合わせた今日のエサはこちら。
ちくわともやし。
貧乏人の味方です。
ごま和え。
こま油とすりごまとの双方を使用したことで、ごまの風味満載でした。
先週末に引き続き、
こんにゃく、ピーマン、さば缶(一番安いやつ)。
しょうがも使用しました。
先週末はみりん、酒、しょうゆを合わせて味をつけましたが、
今日はここへ、
愛知県の赤味噌を小さじ1弱ほど投入いたしました。
こんにゃくとピーマン、さば缶の炒め煮。
やっぱりね!
赤味噌を入れたことで、深みが増しました。
ごちそうさまでした。
この記事へのコメント
ma2ma2
Boss365
神渡 大吟醸ですが「うまいね!かなりうまいね!」の文字あり、了解です。何となくですが、香港のバイヤーは原料がお米なので『苦みは不自然なもの』と感じている可能性ありかな?また、14度まで加水し「スイスイと行けてしまい・・・」あるあるです!?(=^・ェ・^=)
ロコときどきキナコ
ふるたによしひさ
kame
HOTCOOL
自信があるのでしょうね。
tochi
初めてみるお酒です
すいすい行けますか
美味しそうですね
skekhtehuacso
ふるたによしひささん
kameさん
どうも。
skekhtehuacso
かなりうまいと書きましたが、あくまでもアル添支持派であるオイラの意見です。純米至上主義の御仁にはお気に召すかどうか疑わしい所でございます。
skekhtehuacso
skekhtehuacso
はやく飲みたかったもので。
skekhtehuacso
newton
川鮎くん