【お酒】2294.太平洋 カップ
製造者 尾﨑酒造株式会社
和歌山県新宮市船町3丁目2-3
清酒
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
アルコール分15度
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)
尾﨑酒造さんのお酒は、
熊野の地酒。
そのお酒は、一昨日までに以下の物をいただいております。
【お酒】1235.純米吟醸 鯨えびす カップ
【お酒】2271.太平洋 生貯蔵酒 300ml
【お酒】2275.くまの那智の滝 180ml
【お酒】2283.熊野川 本醸造 300ml
【お酒】2292.潮岬 吟醸酒 300ml
【お酒】2293.熊野三山 吟醸酒 300ml
今日いただくこの“太平洋”は、普通酒でした。
小印がないところから推察するに、佳撰クラスなのかな?
普通酒でも、
熊野川の伏流水仕込であることには変わりなし!
それではいただきます。
普通酒ですから、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、少し着いていることがわかりました。
香りかすかにあり。
酒臭い(ほめ言葉:以下同じ)香りと共に、アルコール香とを感じます。
うまみは濃いめ。
最初に酒臭さが来て、米のうまみがそれに続き、厚みをしっかりと感じます。
軽い苦みがあって、少し鋭いかな。
キレはよく、透明感を少し感じます。
酸味はひかえめ。
すっぱさはゼロ。
でもけっこうスースー!
ピリはなし。
甘みはややはっきり。
べとつかずさらりとしてはいるものの、幅を少し感じます。
濃醇ちょい苦スースースッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。
うまみがかなりしっかりしておりましたよ。
それなのにキレがとてもよく、かつスースーが相俟って重さを全く感じませんでした。
ちょい苦でしたが、やや甘口といい感じに釣り合っているようでした。
うまいね!
かなりうまいんじゃないの!
例えるならば、“秀醇鉾杉 杉の子カップ”から熟成感を引いたような味わいでした。
これまでにいただいた尾﨑酒造さんのお酒の中では、オイラにとってはこれが一番好みの味でした。
海辺で造られる普通酒って、どちらかというと辛口でかつペラペラなものが多いように思うのですけれど、これはどっしりとしていてまったく異なる味わいでした。
それなのにキレがよく、これはアル添がうまく働いていると実感いたしました。
この記事へのコメント
newton
skekhtehuacso
( ´艸`)
熊野川の伏流水と言っても、尾﨑酒造さんは新宮市内にあるので、河口付近の水でしょう。