【お酒】2291.頼母鶴 TANOMOCUP
株式会社小野酒造店
長野県上伊那郡辰野町小野992-1
清酒
アルコール分15度
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール・糖類
180ml詰
(以上、フタより転記)
小野酒造店さんのお酒は、これまでに【お酒】2287.夜明け前 生貯蔵酒 300mlをいただいております。
今日いただくこのカップ酒。
ラベルには、ゲンジホタルの絵が描かれているようでした。
手印と品質表示とは、フタに記載がございました。
残念ながら、糖類添加の三増酒でした。
しかし、酸味料は添加されていないもよう。
それではいただきましょう。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、少し着いていることがわかりました。
カップに鼻を近づけると、酒臭い(ほめ言葉:以下同じ)香りとアルコール香とをそれぞれごくかすかに感じます。
うまみはちょい濃いめ寄りのやや淡めでしょう。
米のうまみが先にフワッと来て、酒臭さがそれに続きます。
渋みがあって、軽めではあるものの鋭さを感じます。
キレはよいと思います。
酸味はひかえめ。
すっぱさはほとんどわかりません。
ちょいスーですが、ピリはなし。
甘みははっきり。
幅があって、舌の上でしっかりと感じます。
でもべとついた感じはいたしません。
ちょい濃醇寄りのやや淡麗で、ちょい渋ちょいスー旨甘口のおいしいお酒でした。
糖類添加であるが故に薄っぺらいのかと思いきや、米のうまみと酒臭さとがやや淡めなりに効いていて、飲み応えを感じました。
甘口なのは残存糖類の影響かもしれません。
念のために書いておきますが、糖類は「調味のため」に添加しているだなんてことは、口が裂けてもけっして言ってはならぬのですぞ!
でもちょいスーでかつキレがよいので、クドさは感じませんでした。
うまいじゃん!
これってもしかして、この味が辰野町の皆さんに好まれているが故に、味を変えないために糖類添加を止められないっていうパターンのやつ?
ただし、燗が冷めるにつれて渋みが強くなってまいりました。
これは熱いうちにいただくべきお酒でしょう。
この記事へのコメント
あとりえSAKANA
すこーしほんのり黄色に塗れば目を惹くラベルにも
なると思うのですが…。
でもまぁラベルに原価を割くより、中身ですね。
中身が大切です。はい。
skekhtehuacso
でも私には、他人が描いた絵のことをどうこう言う資格がございません。
小学生の時図工の時間に、教室の窓から見える町並みを描かされたのですが、私が描いた絵を見て先生が一言。
「地盤沈下しとるな。」だとよ。