【お酒】2286.鉾杉 山廃仕込 純米酒 180ml
製造者 河武醸造株式会社
三重県多気郡多気町五桂二三四
品目 日本酒
国産米100%使用
アルコール分 15度
原材料名 米・米麹
精米歩合 65%
内容量180ml
(以上、ラベルより転記)
河武醸造さんのお酒は、昨日までに、
【お酒】126.秀醇鉾杉 杉の子カップ (2回目はこちら)
をいただいております。
今日いただくこの“鉾杉(ほこすぎ)”は、
“山廃仕込”の純米酒だってさ。
品質表示はこちら。
話のネタがないので、いただきましょう。
純米酒ですから、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、黄色(ちょい茶色?)がかっておりました。
鼻を近づけると、酒臭い(ほめ言葉;以下同じ)香りを少し感じます。
うまみは濃いめ。
香りとは逆に、最初に米のうまみがしっかりしていることがわかります。
少し枯れていますが穏やかで、それらに酒臭さも続きます。
渋みがあって、かるめではあるものの鋭さを少し感じます。
キレはまあまあ。
酸味はややはっきり。
すっぱさは弱めで、かつ鋭さはそれほどでもない。
でも酸味自体に深みをじんわりと感じます。
ちょいスーは、温かいうちは弱めでしたが、冷めるにつれてハッキリするみたいです。
ピリはなし。
甘みはややはっきり。
さらりとしてはいるものの、幅を感じます。
濃醇ちょい枯ちょい渋ちょい深ちょいスー旨やや甘口のおいしいお酒でした。
うまみやあまみは、杉の子カップに通じるところがありました。
でもこちらは酸味自体の深みがあって、これは山廃たるが故でしょう。
透明感やキレのよさは杉の子カップほどではなかったですが、それはもちろん純米だからでしょう。
でもちょいスーがあったところが、わたしとしては清々しく感じました。
うまいね。
山廃なのに角や荒々しさがまったくなし。
一方で、山廃らしい酸味の深みはしっかりしておりました。
杉の子カップ(普通酒)とのちがいは、キレのよさと透明感とが感じられなかったこと。
純米派の諸兄はこちらをお好みになることでしょうけれど、オイラはやっぱり杉の子カップのほうが好みでございましたとさ。
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