【お酒】2259.宮の雪 淡麗純米 生貯蔵酒 300ml

59826.JPG
製造者 株式会社宮﨑本店
三重県四日市市楠町南五味塚九七二

清酒 純米酒
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)
精米歩合 麹米60%、掛米65%
アルコール分 13度
内容量 300ml
(以上、ラベルより転記)




三重県四日市市に蔵を置く宮﨑本店さん。
59827.JPG

清酒よりも、むしろキンミヤ焼酎(亀甲宮焼酎)でお馴染みだと思います。

一方で、清酒の手印は“宮の雪(みやのゆき)”。
59828.JPG

その宮の雪、
これまでに以下の物をいただいております。
【お酒】154.宮の雪 特選 マイペット カップ
【お酒】440.宮の雪 本醸造 極上 270ml
【お酒】815.宮の雪 お燗瓶
【お酒】1449.宮の雪 本醸造 極上 しぼりたて生酒 300ml

およそ6年ぶりの宮の雪は、
“淡麗純米”なる生貯蔵酒でした。
59829.JPG

品質表示はこちら。
度数が13度と低めの設定ですね。
59830.JPG

こういう、度数を低く設定して飲みやすくしたと思われる冷用酒って、数年前まではアル添酒が主流だったように思いますよ。
だって、アル添酒のほうが軽さやキレのよさを出しやすいでしょうから。
これとかこれとかこれとかこれとかこれとかこれとかこれとかこれとかこれとかこれとか

でも、ここにも、純米化の波は確実に押し寄せつつあるのですね。
そりゃ、世間様が純米化をお求めになるのですから、蔵元さんとしてはそれに応えるのは当然でしょう。
もっとも、その世間様を構成する人間一人ひとりが、誰かの受け売りではなくて、アル添酒と純米酒とのちがいを熟知し熟考なさったうえで純米化を希求するという結論に至ったのかどうかは、非常に疑わしいところですけれど。

果たしてこういう純米酒は、どのような方法で飲みやすさを表現しているのでしょうか。
それを確かめるべく、いただきましょう。


生貯蔵酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ごくかすかでした。
59831.JPG


香りはなし。
含むとフレッシュな風味を少しかつ穏やかに感じます。

うまみはやや淡めですが、しっかりしています。
米のうまみに、淡めなりに厚みを感じますよ。
予想してはおりましたが、苦みがあって、強くはないものの鋭さを感じます。
酒臭さなし、熟成感もなし。
キレはそれほとでもなく、特に苦みが残ります。

酸味はややひかえめ。
すっぱさは弱いものの、鋭さを感じます。
スーはなく、ピリもなし。

甘みはひかえめ。
というか、ゼロですね。


ちょい爽快のやや淡麗でちょい苦旨辛口のおいしいお酒でした。

淡めではあったものの、米のうまみしっかりで飲み応えがありました。
爽やかさがあってやや淡めでしたが、キレはそれほどでもないみたい。
苦みがあって、これは宮の雪シリーズに共通する味わいだと思いますが、キレがそれほどでもないせいか、ちょっとしつこさを感じてしまいました。
一方で意外にも辛口で、キリッと引き締まっていたのはうれしいところでした。

キレがそれほどでもなかった点は、きっとアル添酒であれば克服できたのではないかと推察いたしますよ。





その宮の雪淡麗純米生貯蔵酒と合わせた今日のエサはこちら。


ピーマンが安かったので、
59832.JPG

ごま酢和えにしてみました。
59833.JPG

茹で時間を30秒としたことが功を奏し、苦みは消えたものの青みとシャキシャキ感とがしっかりで、おいしくいただけました。
59834.JPG

もやしと豚肉。
59835.JPG

卵1個を使って、
59836.JPG

マーミナーチャンプルー。
59837.JPG

シャキシャキで、かつ塩加減絶妙!
今までで一番の上出来でした。
59838.JPG

ごちそうさまでした。
59839.JPG

この記事へのコメント

  • HOTCOOL

    キンミヤ焼酎の蔵元さんの清酒なんですか!
    鈴鹿山系の水はいいから美味しいでしょうね。
    2024年09月29日 03:58
  • skekhtehuacso

    HOTCOOLさん、キンミヤは有名ですがこちらは些か・・・。
    味は、なぜかこの宮の雪シリーズは共通して苦みがあるのですよ。
    2024年09月29日 18:14