製造者 西條合資会社
大阪府河内長野市長野町12-18
日本酒
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
アルコール分 18度以上19度未満
精米歩合 65%
300ml
(以上、ラベルより転記)
河内長野に蔵を置く、西條さんの天野酒(あまのさけ)。
これまでに、以下の物をいただいております。
【お酒】2240.天野酒 純米吟醸 300ml
【お酒】2241.天野酒 吟醸 300ml
今日いただくのは、西條さんを訪問した際に入手した3本のうち、最後の1本。
“夏期限定品クール”だってさ、
品質表示はこちら。
精米歩合の表示はあるものの、特定名称の表示はなし。
しかも度数が18度台と高めですが、原酒の表示もなし(アル添故に少量の加水で下げているのかも?)。
割っても飲めるように敢えて高濃度に仕上げているんだってさ。
それではいただきましょう。
クールですから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、ごくかすか。
香り少しありますね。ラムネっぽい風味をふんわりと感じます。
含むとそれがよくわかる。
うまみはやや濃いめ。
米のうまみに厚みを少し感じます。
軽い苦みがちょっとだけあるみたいですが、気にはなりません。
酒臭さなし、熟成感もゼロ。
キレはよいみたいです。
酸味ははっきり。
すっぱさに鋭さはないものの、ラムネっぽい酸味をはっきりと感じます。
ちょいスーですが、ピリはなし。
甘みはややはっきり。
幅はあるものの、べとつかずさらりとしています。
爽快やや濃醇でちょいすっぱちょいスースッキリ旨やや甘口のお酒でした。
たしかにクール、ラムネのような風味と酸味とが満載でした。
これは乳酸に由来するのかな?
これはあくまでも私の意見ですけれど、乳酸は基本的には表示義務がない(「発酵を助成促進し、又は製造上の不測の危険を防止する等専ら製造の健全を期する目的で、仕込水又は製造工程中に加える必要最低限の有機酸は、原材料に該当しないものとして差し支えない。」(酒税法及び酒類行政関係法令等解釈通達第86条の6 酒類の表示の基準2(3)イ(ハ)後段))のですけれど、もしこのお酒の風味が乳酸由来だとしたら、果たして「専ら製造の健全を期する目的で、仕込水又は製造工程中に加える必要最低限の有機酸」の範疇内にあると言えるのかは微妙なところではないかと思います。
それはさておき、風味は清酒というよりも、むしろチューハイのそれの如しでした。
そういえば、ワンカップ大関の風味にも似ているようです。
ラベルには、割ってもよいと書いてありましたので、
無糖の炭酸水(レモンフレーバー付)で割ってみました。
ああ!
これは完全にチューハイだ!
オランダ人のチューハイムさんが長崎の出島へ伝えたやつだ(水曜どうでしょう:大泉洋の説に依拠)。
レモンフレーバと天野酒クールの酸味と甘味とがいい感じに相俟っておりましたよ。
ただね、こういう味のお酒が食事と合うかと問われれば、これは個人の好み次第ではないでしょうか?
その天野酒クールと合わせた今日のエサはこちら。
牛肉を食べたかったので、安い豪州産を入手してまいりました。
にんにくと玉ねぎ、トマト缶を合わせて使いました。
冷蔵庫の中に残っていたしめじと人参も使いました。
野菜を炒めたのち、
牛肉も投入し、
牛肉に火が通ったところで、トマト缶、水、酒、しょうゆを入れて沸騰させて、
弱火で一時間ほど煮て、煮詰まったら、塩コショウで味を調えて、
牛肉のトマト缶煮込み。
おいしいね!
牛肉はホロっと崩れるほどやわらかくなりました。
トマトの酸味が爽やかで、これだったら天野酒クールに合うかも。
奈良漬。
今回は初めて、酒悦で買ってみました。
けっこう甘め。
それにちょっと水っぽくて、かつ歯応えが弱いね。
ごちそうさまでした。
この記事へのコメント
センニン
全くの下戸なのでお話にお付き合いできません。
すみません。
skekhtehuacso
どうせいいかげんなことしか書いていませんから。