〔泡盛〕49.多良川 30度 100ml

製造者 株式会社多良川 沖縄県宮古島市城辺字砂川85 琉球泡盛 原材料名・米こうじ(タイ産米) アルコール分・30度 内容量・100ml (以上、ラベルより転記) 今日は、宮古島産の泡盛“多良川(たらがわ)”をいただきます。 蔵を置く場所は、 宮古島市の“城辺(字)砂川”。 “城辺”は“ぐすくべ”、 “砂川”は“うるか”って読むんだってさ。 その“城辺(字)砂川”に蔵を置く多良川さんについて、文献には以下の記述がございました。 「 宮古島城辺町には豊富な地下水が脈々と流れている。その地下の川の名を多良川といい、その名を採って付けたのがこの酒だ。」(※1) 宮古島を徘徊した際の記事でも紹介いたしましたが、 宮古島では地上ではなく、地下に川が流れているのだとか。 その理由は宮古島特有の地質に起因しているとのことでした。 「宮古島は地質的に水を透しやすい石灰岩で覆われた島であるが、その石灰岩の下には、きわめて水を透し難い島尻層群と呼ばれる泥岩と砂岩からなる地層がある。したがって、宮古島に降る雨は石灰岩は容易に透下していくのだが、その下の島尻層群にいく手をさえぎられ、石灰岩の孔隙(こうげき:小さな穴やすき間)に溜まるという仕組みになっている。」(※2) 「地上に降った雨は、石灰岩を透過するが、泥岩にさえぎられ、石灰岩の穴ぼこの中を移動する。地下ダムは、このようにしてできる地下水流の下流域に止水壁を設け、地下水を貯水する…

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