〔泡盛〕48.酒人 BIG CUP 12度 300ml

製造者 新里酒造株式会社 本社 沖縄県沖縄市古謝3-22-8 工場 沖縄県うるま市州崎12-17 琉球泡盛 原材料・米こうじ(タイ産米) 内容量・300ml アルコール分・12度 (以上、ラベルより転記) 弘化三(1846年)年創業。 現存する泡盛の蔵元では最古という、新里(しんざと)酒造さん。 そのことについて、文献には以下の記述がありました。 「琉球王朝時代の首里三箇の赤田の地で1846年に創業。現存する酒造所でもっとも古い酒造所である。現在は本島中部の沖縄市で操業。沖縄市には泡盛酒造所がなかったことから、市より招き入れられた。」(※1) “首里三箇”とありますが、これは、琉球王府によって泡盛製造を特別に許可されていた蔵元があった場所なのだとか。 「 御用酒の製造にはある特定の人たちに行わせていたと考えられるが、いつの頃からか首里の三箇(さんか)が本場となっていた。十八~十九世紀には泡盛造りは沖縄本島の首里三箇に限られることになる。三箇とは赤田、崎山、鳥堀の三つのムラのことで、その他の地域では泡盛造りは禁止された。つまり、首里王府は泡盛をその統制下に置き管理しようとしたのである。」(※2) 琉球王府が沖縄を支配していた時代には、泡盛は一部の限られた特権階級の人たちだけが飲めるものでした。 一方で庶民は、芋焼酎(芋酒:イムゲー)を飲んでいたのだそうです。 新里酒造さんは、琉球王府から泡盛製造を許可されていた蔵元に由来する、由…

続きを読む