【お酒】2261.金陵 純米吟醸酒 日本酒水族缶 せとのあお

●製造者:西野金陵株式会社+T 香川県仲多度郡琴平町623番地 ●品目:日本酒 ●内容量:180ml ●原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米) ●原料米:オオセト(香川県産)100% 精米歩合:58% ●アルコール分:14度以上15度未満 (以上、缶の印刷事項より転記) 西野金陵さんのお酒は、これまでに以下の物をいただいております。 【お酒】105.金陵 本醸造 ハンディグラス180ml 【お酒】596.金陵 超辛口 カップ 【お酒】756.金陵 マイルドカップ 【お酒】917.金陵 ハンディグラス・L200 【お酒】920.金陵 上撰 お燗瓶 180ml 【お酒】2247.金陵 淡麗辛口 生貯蔵酒 180ml 今日いただくこのお酒は、純米吟醸。 “日本酒水族缶 せとのあお”だってさ。 品質表示はこちら。 香川県産の“オオセト”なるお米を100%使用しているんだってさ。 え? “オオセト”って? どんな米なのかって? オオセトについて文献にあたってみたところ、 以下のことがわかりました。 オオセトは、「昭和41年農林省中国農業試験場において奈系212(農林22号×藤坂5号)を母として関東77号(後のコチカゼ)を父とし,人工交配を行い,(中略)昭和54年より農林257号,品種名を「オオセト」として登録され,香川県で奨励品種として採用されて普及に移されること…

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【お酒】2260.純米安曇野 300ml

製造者/福源酒造株式会社 長野県北安曇郡池田町大字池田二一〇〇 名称/清酒 原材料名/米(国産)・米麹(国産米) 精米歩合59% アルコール分15度 保存方法/冷暗所保管 内容量/300ml (以上、ラベルより転記) 安曇野は、北アルプスの麓で、北アルプスを水源とする複数の川によって形成された扇状地。 その安曇野の池田町に蔵を置く福源酒造さんのお酒をいただきます。 福源酒造さんのお酒は、これまでに以下の物をいただいております。 【お酒】976.北アルプス 辛くち 300ml 【お酒】2070.北アルプス カップ 【お酒】2075.ふくげん 純米原酒 熟成酒 300ml 今日いただくこのお酒は、 “純米安曇野”だってさ。 熟成酒。 “ほのかな黄金色は熟成の証”なんだってさ。 品質表示はこちら。 それではいただきます。 純米酒ですし、熟成酒ですから、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、もちろん! “ほのかな黄金色は熟成の証” 上立ち香は、盃に鼻を近づけるとかすかに枯れた香りを感じる程度。 うまみはやや濃いめ、否、ちょい濃いめでしょう。 最初に熟成感が来ますが、角や荒さはまったくなく、かつかなり穏やかです。 米のうまみがそれに続き、煎餅のような香ばしさをかすかに感じます。 酒臭さはなく、苦みや雑味もまったくなし。 キレはよいですね。 酸味はややひか…

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【お酒】2259.宮の雪 淡麗純米 生貯蔵酒 300ml

製造者 株式会社宮﨑本店 三重県四日市市楠町南五味塚九七二 清酒 純米酒 原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米) 精米歩合 麹米60%、掛米65% アルコール分 13度 内容量 300ml (以上、ラベルより転記) 三重県四日市市に蔵を置く宮﨑本店さん。 清酒よりも、むしろキンミヤ焼酎(亀甲宮焼酎)でお馴染みだと思います。 一方で、清酒の手印は“宮の雪(みやのゆき)”。 その宮の雪、 これまでに以下の物をいただいております。 【お酒】154.宮の雪 特選 マイペット カップ 【お酒】440.宮の雪 本醸造 極上 270ml 【お酒】815.宮の雪 お燗瓶 【お酒】1449.宮の雪 本醸造 極上 しぼりたて生酒 300ml およそ6年ぶりの宮の雪は、 “淡麗純米”なる生貯蔵酒でした。 品質表示はこちら。 度数が13度と低めの設定ですね。 こういう、度数を低く設定して飲みやすくしたと思われる冷用酒って、数年前まではアル添酒が主流だったように思いますよ。 だって、アル添酒のほうが軽さやキレのよさを出しやすいでしょうから。 これとか、これとか、これとか、これとか、これとか、これとか、これとか、これとか、これとか、これとか。 でも、ここにも、純米化の波は確実に押し寄せつつあるのですね。 そりゃ、世間様が純米化をお求めになるのですから、蔵元さんとしてはそれに応えるのは当然でしょう。 もっと…

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【お酒】2258.あやきく 180ml

製造者 綾菊酒造株式会社 香川県綾歌郡綾川町山田下3393番地1 品目 日本酒 原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール アルコール分 15度 内容量 180ml (以上、瓶の印刷事項より転記) 綾菊酒造さんのお酒は、一昨日までに以下の物をいただいております。 【お酒】2338.綾菊 豆狸(まめだ)カップ 【お酒】2254.國重 吟醸 300ml 【お酒】2257.綾菊 あやカップ 今日いただくのは、平仮名の“あやきく”。 豆狸(まめだ)カップやあやカップと同じ普通酒。 度数はあやカップと同じく15度台でした。 ということは、あやカップと同じ中身なのでしょうか? いただきましょう。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、あれ? 聞いてないよー、じゃなかった。 着いてないよー! 香りは、鼻を近づけるとアルコール香をかすかに感じるのみ。 うまみは、意外にもやや淡め。 でも米のうまみが淡めなりに効いていて、厚みを少し感じます。 熟成感はごくかすか、酒臭さはなし。 苦みや雑味はゼロですね。 キレはよく、スッと引きます。 酸味はひかえめ。 すっぱさはかなり弱め。 ちょいスーですが、ピリはなし。 甘みはややはっきり。 サラリとしているものの、幅を少し感じます。 やや淡麗でちょいスースッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。 豆…

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【お酒】2257.綾菊 あやカップ

製造者 綾菊酒造株式会社 香川県綾歌郡綾川町山田下三三九三番地一 日本酒 原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール アルコール分15度 内容量180ml (以上、ラベルより転記) 綾菊酒造さんのお酒は、これまでに以下の物をいただいております。 【お酒】2338.綾菊 豆狸(まめだ)カップ 【お酒】2254.國重 吟醸 300ml 今日いただくのは、 あやカップ。 品質表示はこちら。 同じく普通酒の豆狸(まめだ)カップよりも、度数が一度高いようでした。 それではいただきます。 普通酒ですから、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、少し着いていることがわかりました。 香りはなし。 うまみはやや濃いめ。 最初に酒臭さ(ほめ言葉;以下同じ)が穏やかに広がります。 米のうまみがそれに続きます。 軽い渋みをちょっとだけ感じます。 熟成感もあるみたいですけれど、ぼんやりでわかりにくい。 キレはよく、スッと引いて透明感がバッチリでした。 酸味はひかえめ。 すっぱさはゼロ。 ちょいスーですが、ピリはなし。 甘みは、これはややはっきりでしょうね。 ちょっとべとつく感じがありますが、クドさはなく、幅を少し感じます。 やや濃醇でちょい枯ちょいスースッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。 酒臭さくて、熟成感もあって、口当たりはそれほどでもない。 甘みも少しべと…

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【お酒】2256.國稀 上撰 カップ

製造者 国稀酒造株式会社 北海道増毛町稲葉町1丁目17番地 原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール 原料米 北海道産 吟風 100% アルコール分15.5% 180ml (以上、フタより転記) 「1882年(明治15年)創業。明治後期には利尻島や礼文島にも酒造蔵があったが、現在では、この國稀の本間酒造が、日本最北の造り酒屋となっている。しかも、創業以来ののれんを守っている蔵としては、道内きっての老舗。」(※1)という、国稀酒造さん。 “本間酒造”とありましたが、もともとは“丸一本間合名会社”という商号かつ会社組織であったのが、平成中期に現在の国稀酒造株式会社へと商号及び組織を変更なさったのだとか。 今日いただくのは、國稀上撰カップ。 実はこの國稀上撰カップ、 かつて一度いただいております。 【お酒】2208.国稀 上撰 カップ しかし、前回とは異なる点が2点、ございました。 1点目は、カップの形状。 前回はこんな感じ。 このくびれのあるカップ、かつては使用していた蔵元さんが少なからずございました。 でも昨今では、どこの蔵元さんでも急速にその使用をやめておられますね。 この國稀とか、鶴齢とか。 (それだけかよ!) もしかしたら、メーカーが製造を中止したのかな? (調べていないのかよ!) 次に、品質表示が異なりました。 今回頂いたこのお酒には、使用米の表示がございました。 北海…

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【お酒】2255.川鶴 純米吟醸 さぬきオリーブ酵母仕込み 300ml

製造者 川鶴酒造株式会社 香川県観音寺市本大町836番地 品目 日本酒 内容量 300ml 原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米) 精米歩合 58% アルコール分 14度 (以上、ラベルより転記) 川鶴酒造さんのお酒やらリキュールやらは、これまでに以下の物をいただいております。 【お酒】2333.川鶴 福招く はっぴぃかっぷ 【お酒】2334.川鶴 開運 はっぴぃかっぷ 【お酒】2244.川鶴 極びえ冷酒 300ml 【お酒】2245.川鶴 極びえ冷酒 本醸造 300ml 川鶴 炙りいりこ酒 カップ(リキュール) 【お酒】2248.川鶴 銭形カップ 今日いただくこのお酒、 ラベルには、オリーブの木が描かれておりました。 ブロッコリーではありませんよ! え? オリーブの木って? どうしてわかるのかって? それはこのお酒が、 “さぬきオリーブ酵母仕込み”だから。 “さぬきオリーブ酵母”について、文献には以下の記述がございました。 今日はそれほど長くはないので、ご一読いただければ幸甚です。 「 清酒の消費量が漸減を続ける中,他県メーカーでは従来商品と差別化した新製品開発が盛んに行われている.特に,地域に生育する花等から酵母を分離しても清酒醸造を行う試みが多数報告されており,本県でも香川県らしい特徴を持つ清酒の開発が急務となっている.香川県の県花・県木であるオリーブは,約100年…

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【お酒】2254.國重 吟醸 300ml

製造者 綾菊酒造株式会社 香川県綾歌郡綾川町山田下三三九三番地一 日本酒 吟醸 アルコール分15度 原材料名 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール 精米歩合55% 内容量300ml (以上、ラベルより転記) 綾菊酒造さんのお酒は、かつて【お酒】2338.綾菊 豆狸(まめだ)カップをいただいております。 今日いただくこのお酒は、 精米歩合55%のアル添吟醸酒。 銘は、“國重(くにしげ)”。 “國重”は、かつて綾菊酒造さんで酒造りを任されていた杜氏さんの名前らしい。 杜氏には2つの意味がありますが、こちらは杜氏個人、すなわち「酒造工の長として杜氏補佐以下を総括、蔵内の管理全般」(※1)を職務とする人、いわば“酒造りのリーダー”のことを指します。 このことについて、文献には以下の記述がありました。 「 地域社会,地域文化と共に歩むことを地酒の本分とし,地元の人々に愛飲される酒をひたすら醸し続けてきた綾菊ではあったが,今では全国に知られる銘酒となった。酒造期間ともなると,酒販店,料飲店はもとより,一般のファンまでが蔵見学に訪れる。注目を集めるきっかけとなったのは,昭和50年全国新酒鑑評会金賞受賞に始まる。難関であるだけに,一度でも金賞に輝くことは,杜氏にとっても蔵にとっても大変な名誉である。それが初受賞を機に昭和62年まで13年連続受賞という金字塔を打ち立てるに至ったのである。一人の杜氏が造り続けての受賞は他に例はない。…

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【お酒】2253.一本義 辛口純米酒 カップ

製造者 株式会社一本義久保本店 福井県勝山市沢町一丁目三番一号 日本酒 原材料名 米(国産)、米麹(国産米) 精米歩合 70% アルコール分16度 180ml (以上、ラベルより転記) 一本義久保本店さんのお酒は、これまでに以下の物をいただいております。 【お酒】1041.一本義 金印 カップ(2回目はこちら) 【お酒】1042.一本義 上撰 本醸造 カップ(2回目はこちら) 【お酒】1775.伝心 雪 純米吟醸酒 300ml 今日いただくこのカップ酒は、“辛口純米酒”だってさ。 それにしても、カップ酒のラベルのデザインが、以前とは変わりましたね。 それに蔵元さんのWebsiteを拝見するに、全量とまではいかないものの、純米酒の取り揃えが多くなったみたいですね。 品質表示はこちら。 16度台と、やや高め。 それではいただきましょう。 純米酒ですから、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、少し金色がかっておりました。 香りは、鼻を近づけるとかすかに酒臭い(ほめ言葉;以下同じ)香りと共に、アルコール香を感じます。 うまみは濃いめ。 最初に酒臭さが来て、けっこうしっかりしています。 次に熟成感が続きますが、荒さや角は感じません。 米のうまみは前には出てこないものの、じんわりと感じます。 一方で、苦みや雑味はゼロ。 しかもキレがよく、透明感すら少し感じます。 酸味はひか…

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【お酒】2252.梅錦 純米吟醸原酒 酒一筋 180ml

製造者 梅錦山川株式会社 愛媛県四国中央市金田町金川14 品目 日本酒 アルコール分16度以上17度未満 原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米) 精米歩合 60% 内容量180ml (以上、ラベルより転記) 梅錦山川さんのお酒は、旧ブログにて以下のものをいただいております。 【お酒】769.梅錦 媛 栄照カップ 【お酒】770.梅錦 上撰 栄冠カップ 【お酒】781.梅錦 純米大吟醸 カップ 2016年1月以来にいただくこの梅錦は、 “酒一筋”。 純米吟醸の原酒なんだってさ。 原酒ですが、度数は16度台とそれほど高くはないみたいでした。 それではいただきましょう。 純米吟醸ですから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、ほぼ無色透明でした。 上立ち香はなし。 含むと吟醸香はないものの、アルコールの香りをややはっきりと感じます。 うまみはやや濃いめでしょう。 米のうまみに厚みを少し感じます。 熟成感はなく、酒臭さもなし。 それに苦みや雑味もまったくなし。 キレはよく、アル添あるいは山田錦のような透明感を伴います。 酸味はややひかえめ。 すっぱさはわかるもののかなり弱く、鋭くもないみたいです。 スース―ですけれど、ピリはなし。 甘みはややひかえめ。 弱めでべとつかず、さらりとしています。 やや濃醇でスース―スッキリ旨やや辛口のお酒でした…

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